【PS4】人間ドラマが秀逸！『ラストオブアス』2部作の魅力を解説
どうも、ちゃんぺです。
先日『ラストオブアス2』をクリアしたのですが、いや～すごかった！こんなにもクリア後に余韻の残るソフトを久しぶりプレイしたというのが率直な感想です。
ということで今回は、『ラストオブアス』２部作がどういった作品なのか？なにがすごいのか？
その魅力をできるだけネタバレしないよう、とことん紹介していきたいと思います。
ラストオブアスってどんな話？
本作は『アンチャーテッド』シリーズの開発会社であるノーティードッグのタイトルで、その描写からノーティードッグとしては初となる18歳以上推奨のタイトルとなっています。
あらすじをネタバレを避けて超ざっくりに言うと、謎の寄生菌のパンデミックによって荒廃した世界を舞台に、中年男性ジョエルと少女のエリーがサバイバル劇を繰り広げる姿が描かれています。
サバイバル、ホラー（ゾンビ）、アクション、アドベンチャーと、様々な要素を含んでいますが、それが見事にバランスの取れたシナリオになっています。
▼ジョエルとエリー
パッと見、親子に見える２人ですが実は他人同士です。そして、初めはいがみ合う２人ですが、この過酷な旅を通して徐々に心を通わせていきます。
なぜ２人は命を懸けて旅を続けるのか、そしてその旅路の結末とは。そのあたりはぜひプレイヤーとなって見届けてほしいです。
荒廃した世界観に、冒険心を駆り立てられる
『アンチャーテッド』シリーズもそうですが、とにかく映像がめちゃくちゃキレイで、本当にその場所が存在して、そこに自分が今いるんじゃないかという錯覚に陥ってしまいます。
今作ではパンデミックにより世界が荒廃してから20年後が舞台となっているので、その荒廃した街並みや、風景の作りこみがとにかくみごとです。
▼荒廃したハイウェイ
▼夕暮れの街並み
▼夜の街並み
当初ラストオブアスはPS3専用で発売され、後にリマスターとしてさらに映像がクリアになってPS4で復活しました。
そして今度はラストオブアス2がPS4専用ソフトとして発売されるのですが、もうこれが「実写やん！」と言いたくなるようなレベルなんです。
▼車の上に乗ったり、建物の中には入れたりと細部にもこだわりを感じます
▼水場のあるステージではちゃんと水の中に潜ったり泳げたりもする
▼また、人の表情の描写もちゃんと心情が伝わってくるほどリアルです
あくまで人間ドラマに重点を置いているのが好感触
本作はざっくりジャンル分けするとゾンビゲームに当たると思います。しかし、従来のゾンビから生き残るため、マシンガンやロケットランチャーを駆使して戦うような作品ではありません（別に他のゾンビゲームを否定はしていません）。
主人公のジョエルやエリーをはじめ、感染者のはびこる荒廃した世界で必死に生き抜こうとする人間の姿に重点を置いています。
実際に映画からの影響が強く、『ノーカントリー』や『トゥモロー・ワールド』、『ザ・ロード』、テレビドラマの『ウォーキング・デッド』も参考にしているそうです。
なので、ゾンビ相手にドンパチしたい人には向いていないかもしれませんが、シリアスな映画やドラマが好きな方にはきっとハマる作品だと思います。
まとめ：終わってほしいが、終わってほしくないゲーム
初めのラストオブアスでほぼ完ぺきなシナリオだっただけに、続編が出ることが決定したとき「うわっ、いらんことしたな～」というのが率直な気持ちでした。
しかしいざラストオブアス2をプレイして、序盤からのかなりハードな展開に完全に期待を裏切られました（もちろんいい意味で）。
▼ラストオブアス2のタイトル画面
続きが気になるのに続きを見たくない。こんな気持ちでゲームをプレイしたのは初めてかもしれません。
プレイ後も、「ちゃんと２部作やれてよかった、でも1でやめてた方が幸せだったかもしれない」と、不思議な気持ちにさせられました。
もうこんな気持ちになるのは嫌ですが、また続編が出たら必ず買うでしょう。そう思わせてくれる作品です。
難易度どうこうのゲームじゃないので、ゲーマーの方はもちろん初心者の方も必ずプレイしておくべきソフトだと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
それではまた。
