会話のテンポが秀逸‼ 漫画『セトウツミ』が面白い訳
どうも、チャンペです。
今回は漫画『セトウツミ』をご紹介したいと思います。
この漫画はそもそもドラマで知って、めちゃくちゃ面白かったので原作の漫画も気になって購入しました。
結果ドハマりし、一気に全巻読み切ってしまいました。(コミック全8巻)
☞内容紹介
大阪の男子高校生、瀬戸(せと)と内海(うつみ)が放課後に川辺でだべってる(喋ってる)。
ただこれだけ。
この漫画を読んだことがない人が聞くと、「それで8巻?ほんとに面白いの?」と思われるでしょう。
安心してください!
面白いんです!
☞この漫画のここが面白い
①ボケとツッコミのセンスが抜群
男子高校生2人が喋っているだけの漫画がなぜ面白いのか?
すべてはここです。
何度読み直しても笑える、まるで『M-1』の漫才を見ているような錯覚に陥るほど、ボケのセンスもツッコミのセンスも抜群なんです。
また、基本瀬戸が突拍子もないことを言うボケで、内海が常に冷静に切り替えすツッコミのようなノリなのですが、場面によってはボケとツッコミの立場が入れ替わることもあります。
②間の使い方が秀逸
お笑いの世界ではよくある、あえての間を置いてのツッコミ、またボケに対してのかぶせ気味のツッコミ。
これをよく漫画の静止画の世界観で、ここまでうまく表現していることに驚かされます。
数あるギャグマンガの中でも、この間の使い方は群を抜いていると思います。
しかもギャグマンガって絵の表現で笑わせたり、あと下ネタが強めのものが多いですが、この漫画は本当に会話だけでも面白い。
多分文字だけ起こして読んでも笑えると思います。
③伏線回収がすごい
基本的に1話完結で進んでいく内容なのですが、ラストに向けてたたみかける伏線回収もあります。
何気ないあのシーンが実はそういうことだったのかと、少し鳥肌が立ちました。
どんでん返しとまでは言いませんが、そういった展開が好きな方にも楽しめるようになっていると思います。
☞まとめ
ギャグマンガが好きだけど、なんか勢いだけの笑いには飽きたという方。
なんかほのぼのとした青春モノが読みたい方にお勧めな作品です。
あとどちらが先でも構いませんが、合わせてドラマ、映画といった実写化のほうもオススメです。
▼実写映画版
どちらも豪華俳優陣が演じていて、しっかりと原作の漫画の世界観を忠実に再現できていると思います。
あと配役もしっかりハマっている感じが好感を持てました。
▼実写ドラマ版
というわけで、今回は漫画『セトウツミ』をご紹介させていただきました。
それではまた。