【洋画】観るだけで人生観が豊かになる！おすすめヒューマンドラマ映画20選
どうも、ちゃんぺです。
休日には少なくても必ず映画を１本は観るのですが、たくさん映画を観ていると時々強い衝撃を与えられる作品に出会うことがります。
今回はそんな人生に影響を与えたといっても過言ではないおすすめ洋画作品をご紹介したいと思います。
☞おすすめヒューマンドラマ映画20選
１．グッド・ウィル・ハンティング
幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立し、心に傷を負った天才青年ウィル。同じく失意の中にいた精神分析医ショーンがお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマンドラマです。
マット・デイモンとベン・アフレックの出世作といわれていますが、本作はこの二人が作ったというか、脚本した作品なのです。演技力だけでなく脚本もできるなんて本当にすごい才能です。
見どころはやはりロビン・ウィリアムズ演じる精神分析医のショーンとかかわることで、徐々に心を開いていくウィルの姿と、最後に彼がどんな決断を下すかというところです。何度見ても心が動かされます。
２．最強のふたり
不慮の事故で全身麻痺になってしまった大富豪のフィリップ。彼は介護者としてスラム出身の黒人青年ドリスを雇うことに。すべてが異なる二人がぶつかり合いながらも垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディーです。
あるテレビ番組でこの二人のことが紹介されていて、話の内容はだいたいわかってはいたのですが、それでもやはり感動させられました。友情に年齢や立場、育った環境なんて関係ないんだなぁと思い知らされました。
３．ソーシャルネットワーク
誰もが知る世界最大のSNS「Facebook」誕生の裏側を描いた伝記ドラマ。ハーバード大学在学中に学内で友人を増やすためのサイト「Facebook」を立ち上げた主人公たちが、一躍有名人となり巨万の富を築くものの、金や女、裏切りの渦に巻き込まれていく様子が描かれています。
今や億万長者となった「Facebook」創設者のマーク・ザッカーバーグが世に認知されるまでの物語なのですが、天才ゆえの苦悩や葛藤などがリアルに描かれていて、ドラマとしてもしっかり楽しめました。
４．ニューシネマパラダイス
イタリアのシチリアを舞台に、少年と映写技師が映画を通して心を通わせていく様を、感動的な音楽と繊細な人物描写で描き出したヒューマンドラマ。年齢を超えた友情や少年時代の夢など、世代や時代を超えた人々に愛される物語に、「映画の魔法」という名の感動が存分につまっています。
時代の移り変わりと主人公の成長を描いた物語で、ノスタルジーに浸れる至極の一本です。派手さは有りませんが、後から余韻がジワジワくる深い作品です。
５．グリーンブック
黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。出自も性格も違う二人が衝突を繰り返しながら少しずつ打ち解けていく様子が微笑ましくなります。
人種差別が大きなテーマになってはいますが、そこまで重苦しい感じではなく、むしろ笑いどころが多かったのが好印象でした。
６．アメリカン・スナイパー
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマです。アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまが描かれています。
クリント・イーストウッドがメガホンを取っており、ブラッドリー・クーパーが主演を務め、またプロデューサーとしても名を連ねています。戦闘シーンも素晴らしかったのですが、主人公の心が徐々に擦り切れていくさまがとてもリアルに描写されていました。
７．グラン・トリノ
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた人間ドラマ。朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流を通して、自身の偏見に直面し葛藤する姿が描かれています。
人間の本性を描く本作は観終わった後に言いようのない喪失感があり、こちらもイーストウッド作品の『ミリオンダラー・ベイビー』と同じく人にすすめたい映画ですが観るには覚悟がいる作品ではあります。
８．アトランティスのこころ
11歳の少年ボビーと、彼の住む家の二階にやって来た知的で物静かなその老人テッド。二人の年齢を超えた友情を、スティーブンキング原作ならではのミステリアスな要素を盛り込んだヒューマンドラマです。
アンソニー・ホプキンスといえば『ハンニバル』 のレクター博士のイメージが強烈でしたが、本作ではおっとりとしたおじいさん役を演じていて、そのギャップに少し面白さも感じました。
９．最高の人生の見つけ方
共に余命が6か月の初老の男性2人が病室で知り合い意気投合し、“やりたいことリスト”に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける姿をジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演で描くシューマンドラマです。
「死」がテーマの作品ですが、とてもユーモアたっぷりに描かれているので、まったく暗い気持ちにはなりませんでした。いぶし銀の演技を見せる2人の名優の友情とすがすがしい笑顔に、思わずほろっとさせられます。
１０．フォレスト・ガンプ／一期一会
知能指数は人より劣るが、足の速さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する実際に起きた事件と、ヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジーです。
トム・ハンクスが2年連続主演男優賞を取った他、アカデミー賞では当然のごとく、作品・監督・脚本といった主要部門を総嘗めにした本作。観れば見るほど主人公のフォレスト・ガンプのことが好きになっていきます。
１１．グリーンマイル
アメリカ南部の死刑囚舎房を舞台に、不思議な力を持つ死刑囚と看守たちとの心の交流を描いたヒューマンドラマ。『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボン監督＆スティーブン・キング脚本コンビが放つ感動作です。
無実だと分かっているのに証明できないもどかしさ、事実を知らない遺族と事実を知って涙する看守の対比に心がしめつけられる。バッドエンドでもハッピーエンドでもないけれど、心に強く残る作品です。
１２．イントゥ・ザ・ワイルド
冒険家ジョン・クラカワー著のノンフィクション小説「荒野へ」を原作にショーン・ペンが監督を務めた本作は、すべてを捨てアラスカへと放浪の旅へ出た裕福な青年の心の軌跡を描いた人間ドラマになっています。
主人公がアラスカを目指しながら、沢山の人と出会い、心の交流をしながら成長してい姿が印象的でした。また、主人公が足を踏み入れていく、美しくも厳しいアメリカの大自然の映像も圧巻です。
１３．海の上のピアニスト
『ニューシネマパラダイス』のジュゼペ・トルナトーレ監督と音楽監督エンニオ・モリコーネのタッグで描く、伝説のピアニストの半生を感動的に描いた人間ドラマ。
人生の様々な側面が凝縮されてる作品で、はっとさせられるような名言も多いです。見どころの一つでもあるジャズ対決シーンは痛快。カメラワークもかっこいい。
１４．ショーシャンクの空に
妻とその愛人を射殺した冤罪でショーシャンク刑務所送りとなった銀行家アンディが、戸惑いながらも自らの持つ不思議な魅力ですさんだ受刑者達の心を掴んでゆく姿を描いたヒューマンドラマ。
ゴールを持っているからこけても前を見ることができる。そしてゴールを知っているから、ただ一つのやり方を延々を行うのではなく、ゴールのための他の道を模索できる。この作品のテーマは『希望』をもって生きるということだと思います。
１５．ターミナル
スティーヴン・スピルバーグ監督がクーデターによって祖国が消滅して空港から出られなくなった男にスポットをあてて描いた感動のヒューマンドラマ。
空港という限られた空間ですが、主演のトム・ハンクスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズという大スターの演技が人間関係に深みを加えています。また、実際に建設されたという空港内のセットは本物そっくりの精巧な出来で驚きます。
１６．ビューティフル・マインド
ゲーム理論の基礎を築いたノーベル賞数学者ジョン・ナッシュの伝記小説を、オスカー俳優ラッセル・クロウを主演に「アポロ13」のロン・ハワード監督が映画化したヒューズ。
この世界につい引き込まれてしまうのは、主人公の繊細かつ天才的な雰囲気のリアルさ、彼を支える妻の強さと美しさが印象的でした。ものすごい壮絶で過酷な人生なのに、ファンタジーをみているような美しさを感じます。
１７．オーロラの彼方へ
ニューヨークにオーロラが出現した日、ジョンはふと父が愛用していた無線機を見つける。そこから３０年前に殉職したはずの父の声が聞こえてきて…。時を隔てて協力し合う親子の姿を描いたファンタジーサスペンス・ヒューマンドラマ。
未来（現在）を変えるため協力し合う親子の絆が素晴らしく、またエンディングが美しすぎます。今の積み重ねが未来になるのだから、今を大切にしなきゃと改めて考えさせらる作品でした。
１８．レインマン
高級外車のディーラーをしているチャーリーの元に自分を勘当した父の訃報が届く。遺産目当てに故郷に戻った彼だったが遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、レイモンドの手に渡る事を聞かされる…。
自由奔放な青年が重度の自閉症の兄と出会って心を開き、忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心暖まる感動のロード・ムービー。
お金しか頭になかったトム演じる弟チャーリーが次第に兄弟愛に目覚めていく様子が心に響きます。そして自閉症という難しい役どころを見事に演じきったダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。
１９．チョコレート・ドーナツ
1970年代アメリカの実話を基に、母親に見捨てられたダウン症の少年と一緒に暮らすため、司法や周囲の偏見と闘うゲイカップルの姿を描いた人間ドラマです。ゲイであるがゆえに法の壁に阻まれる苦悩を、アラン・カミングと、ギャレット・ディラハントが熱演しています。
偏見や差別といった概念が吹き飛ばされるような作品です。血のつながりはなくとも、少年を守るため奔走する主人公たちの無償の愛が胸を打ちます。
２０．ルーム
7年間も密室に監禁された女性が、そこで生まれ育った5歳の息子のため命懸けで脱出に挑み、長い間世間から隔絶されていた彼らが社会に適応していく過程を描いたドラマ。主演は、マーベルヒーローの『キャプテン・マーベル』を演じたブリー・ラーソンです。
密室に監禁された生活がリアルで恐ろしく、また展開が思ったよりも早く、脱出後の苦悩にも焦点を当てているところが私好みで好印象でした。
☞まとめ
いかがでしたか？
本当に素晴らしい作品ばかりで、どれも観て終わりではなく、見終わった後にもしっかり余韻に浸れるような作品です。休日など、時間があるときにぜひご覧になってください。
それではまた。
