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これを読めばパフォーマンス向上⁉ 書籍『自分を操る超集中力』の要点まとめ

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今回はメンタリストDaiGoさんの書籍『自分を操る超集中力』をご紹介します。

 

 

本書では集中力の仕組みと鍛え方を丁寧に、そしてわかりやすく解説しています。

 

著者のDaiGoさんは毎日20冊以上の本を読むそうで、それだけあって解説も論理的で説得力があります。

 

まず結論から言うと、次の2つを習得することでパフォーマンスは一気に向上することが述べられています。

 

1.行動の習慣化

2.プライミング効果の利用

 

では1つずつ説明していきましょう。

 

 

1.行動の習慣化

 

誰でも疲れてくると集中力がなくなり、パフォーマンスが低下していきます。

 

まず集中力の特徴として、始めの総量が決まっていて、使うとどんどん減っていくのです。

 

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もう少し具体的に言うと、集中して作業をすると脳の前頭葉を酷使するため、脳が疲れていってしまうのです。

 

ではどうすれば脳を疲れにくくできるのか、そこで『行動の習慣化』が活きてくるわけです。

 

どういうことかというと、さきほど集中して作業していると脳の前頭葉を酷使すると説明しましたが、この行動が習慣化すれば、前頭葉以外(特に小脳)を使うようになるのです。

 

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そのため、長時間でも効率よく作業を行うことができるのです。

 

初めは集中していないとできなかったことが、慣れてくると考え事をしながらでもできるようになった経験ってありませんか?

 

その状態がまさにこれに当たります。

 

 

2.プライミング効果の利用

 

突然ですが「みかん、イチゴ、バナナ」と10回言ってみてください。

 

 

では質問します。赤いものといえば?

 

 

イチゴと答える方が多いのは言うまでもありません。

 

赤いものなんてイチゴ以外にも山ほどあるのにも関わらず、頭に思い浮かべたことに影響をうけてついイチゴと答えてしまうのです。

 

ライミング効果とは、先行する情報に脳が刺激を受け、後の行動に影響を及ぼすことを言います。

 

他にも単に作業するのではなく、健康に良いと意識するだけで体の状態が変わるといった研究データもあります。

 

 このように、プライミング効果は自己暗示に利用できるのです。

 

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具体的には過去に自分がいいパフォーマンスをした時の環境や気持ち、行動を覚えておく(またはメモしておく)。

 

それを必要な時に利用して「今自分は調子がいい」と錯覚させ、パフォーマンスを上げていくといったような感じです。

 

 

まとめ

 

 

いいパフォーマンスをしたいなら集中力を磨くこと。

 

集中力をつけるには『習慣化』と『プライミング効果』が有効。

 

 

時間はみな平等といいますが、著者のDaiGoさんいわく集中力をコントロールできれば、時間の密度は変えられるといいます。

 

ぜひチャレンジして、あなたも時間の密度を上げていきましょう。

 

 

かなり端的にまとめたので、もっと詳しく知りたい方は書籍の方を読んでみてください。

 

「気が散りやすい」「集中力を鍛えたい」といった方には特にお勧めです。

 

それではまた。