【鉄板漫画】後世に語り継がれるべき最強の少年漫画10選
どうも、ちゃんぺです。
今でこそ漫画雑誌はあまり読まなくなりましたが、学生時代はジャンプをはじめ、いろんな漫画雑誌を日々チェックしていました。
親には「漫画ばっかり読んでないで勉強しなさい」とよく言われたものですが、子供の頃に読んでいた漫画から学んだことは少なくありません。
ということで今回は、友情・夢・愛といった普遍的なテーマを最高の演出で楽しませてくれた個人的『神漫画』をご紹介したいと思います。
☞絶対に読むべき少年漫画10選
1.ドラゴンボール
七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝「ドラゴンボール」。世界中に散らばったドラゴンボール見つけるため、主人公の孫悟空が様々な仲間や宿敵に出会いながらも冒険していく姿を描いた長編漫画です。
悟空が少年時代のころはギャグ要素を加えつつ、主にこのドラゴンボールをめぐる争奪戦のような話で展開されていきます。
徐々にバトル要素が強くなっていき、悟空が少年から青年へと成長したあたりから完全にバトル漫画へと切り替わり、次から次へと現れる強敵にワクワクが止まらなくなります。
もはや知らない人はいない、国内にとどまらず世界的に人気の漫画。
しかし今の若い世代の方はアニメでは見たことがあっても、ちゃんと漫画で読んだことがない人も多いのではないでしょうか。読めばきっと夢中になること間違いなしです。
2.幽☆遊☆白書
主人公の浦飯幽助が交通事故死するところから始まり、様々な出来事を経て生き返る。そして、霊界探偵として活動する姿を描いた冒険活劇。
1990年代前半の週刊少年ジャンプにて『ドラゴンボール』や『SLAM DUNK』と並ぶほどの人気を博した作品です。
本作も『ドラゴンボール』と同様に、初めはそこまでバトル要素はないのですが、話が進むにつれ色んな強敵が現れてきます。
この漫画の特徴としては、主人公の幽助ももちろん魅力的なのですが幽助の仲間、特に蔵馬と飛影の二人が圧倒的にかっこよく、存在感が強いです。
戸愚呂兄弟が出てきたあたりから一気に面白くなります。
めちゃくちゃ人気の少年漫画ってほとんどが巻数が多い傾向にありますが、本作は全19巻とそこまで多くないのでその気になれば一気読みすることもできます。
3.ジョジョの奇妙な冒険
ジョースター一族と、邪悪な吸血鬼と化したディオやその後継者たちが、1世紀以上に亘って繰り広げる戦いを描く大河群像劇。
単独の人物を主人公としていないのが本作の特徴で、「第○部」と部数が進むごとに主人公や作品のサブタイトルも変わる形式を採用しています。
主人公が変わるというのも斬新ですが、登場人物たちポージングや背景の効果音もいちいち面白いというか、特殊です。
初めはかっこ悪いと思っていたポージングも、ハマっていくにつれてめちゃくちゃかっこよく見えてくるのが不思議。
個人的に一番好きなのは第5部の『黄金の風』。イタリアを舞台に主人公のジョルノ・ジョバァーナがギャングスターになるためにギャング組織「パッショーネ」に入団する話なのですが、マフィアものと能力者バトルがうまく合わさっているのと、登場する能力(スタンド)もカッコいいものが多いです。
4.NARUTO ーナルトー
体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが里一番の忍である火影を目指し、仲間たちと共に数々の試練を乗り越え成長していく物語。
主人公と仲間達の友情、裏切りと復讐、師弟や家族の絆が中心として描かれていて、忍の世界とその起源・歴史を含めた重層的なストーリー展開になっています。
見どころは忍同士が超常的な能力「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して繰り広げる派手なバトルアクション。巻を読み進めるごとにどんどん画力も上がっていくので、バトルシーンの描写もスピード感や迫力が増していきます。
主人公のナルトはもちろんのこと、キャラクターそれぞれの心情や成長がしっかりと描かれているのでとても感情移入しやすく、それだけに好きなキャラクターの裏切りや死という場面は本当にショックを感じます。
5.ONE PIECE
海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来。海賊王を夢見るモンキー・D・ルフィとその仲間たちの姿を描いた海洋冒険ロマンです。
食べると特殊な能力を得る代わりに海に嫌われカナヅチになってしまう「悪魔の実」というものが登場するのですが、それを食べた能力者たちの戦いが一番の見どころだと思います。
様々な特殊能力を持ったキャラクターの登場にワクワクが止まりません。
何気なく描かれているシーンが後々になって活きてくる伏線が秀逸です。そして、涙なしには見られない名シーンが多いのも見どころです。
6.るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。明治維新後「不殺(ころさず)」を誓い、流浪人として全国を旅していく中で、神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索してい様を描いた作品。
歴史上の実際に起きた事件や実在した人物などと絡めながら物語が進むので、ちょっとした勉強にもなります。
もちろん少年漫画として愛や友情も描かれており、バトルシーンもスピード感満載です。
そして本作の一番の魅力は敵キャラのかっこよさです。味方キャラより明らかに作者の力が入っている感じがあり、特に志々雄誠というキャラクターのカリスマ性はハンパじゃなかったです。
7.HUNTER×HUNTER
くじら島に住む少年、ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険活劇。
本作は少年漫画としてはかなりグロテスクな描写が多く、残酷で容赦のない展開が描かれています。
作者曰く「主人公を殺すつもりで描いている」そうで、特にキメラアント編ではこれまで以上に過激な描写が描かれていました。
他にも世界観やキャラクターが詳細に作りこまれており、少年漫画としては設定が非常に複雑で、私も含めそこが魅力と感じる人も多いようです。
ただ絵が急に下書きみたいにぐちゃぐちゃになったり、何度も休載してしまうのが(現在も休載中)、面白いだけに残念でもあります。
8.金色のガッシュ!!
MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解するほどの頭脳の持つ少年、高嶺清麿が謎の少年・ガッシュ・ベルと出会い、千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに身を投じていく様子を描いた作品。
人の強さと弱さを優しさをもってストレートに伝えてくれます。だから読んでるこちらも心地がいいし、自然と涙が流れます。
また出てくるキャラクターが魅力的で、愛嬌たっぷりなのがとてもいい。
キャラクターが子供向けな感じで可愛らしくはありますが、大人が読んでも熱くなれるストーリーで、何度も読み返したくなる作品です。
9.DEATH NOTE
名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描いた作品。
少年漫画なのにサスペンスタッチ、そして主人公が正義を執行していくのかと思いきや悪に染まっていくといった、これまでになかった切り口で読み始めたときは驚きを感じました。
設定や世界観がかなり緻密に練られているので、理解しながら読むのにけっこうエネルギーを使いますが、字が多い分画力が素晴らしいのでそこまで苦にならずに読むことができます。
10.鋼の錬金術師
禁断の錬金術である人体錬成により兄は体の一部を、弟は魂以外のすべてを失ってしまったエルリック兄弟。元の体を取り戻すため旅をする二人の兄弟を追った作品。
錬金術師たちの能力者バトルが見どころですが、その錬金術というのも万能ではなく等価交換という「何かを得るには同等の何かを失う」ことが原則とされていて、ファンタジーでありながら現実味のある世界観が面白いところです。
本作のテーマというか本質的なところはかなりダークで重たい部分もあるのですが、主人公であるエルリック兄弟がとにかく明るいので楽しく読み進めることができます。
個人的に中盤あたりで長く感じるところもありましたが、終盤にかけてのたたみかける展開は見事でした。
☞まとめ
いかがでしたか?
現在『鬼滅の刃』が大ブレイクしていますが、もちろん今回紹介した作品以外にもそういった名作といわれる少年漫画はたくさんあります。あくまで私個人のハマった少年漫画10作です。
漫画好きなら知っている作品ばかりだと思いますが、今の若い世代はもちろんこれから先も子供たちにもずっと読み継がれてほしいと思います。
それではまた。